熱い男。

某番号誌増刊号が出た。CL特集だ。冒頭、ジェラードの記事がある。あの移籍騒動を取り扱ったものだ。シーズン始まって解禁なのか、もう2,3どこかの雑誌に載ってたのを読んだ。
でもいくら読んでみても、やっぱりなんでここまでこじれてしまったんだろうって思う。負のスパイラルっていうか、そんなふうにどんどん悪い方向にながれてしまうと止らなくて、確かなものはないな、と思った。でもなんにせよ彼は残ったんだし、そして予備選からずっと全力で頑張ってる姿に不器用だけど誠実なところ、熱いものを感じてさらに好きになったよ。
彼がキャプテンとしてアンフィールドでプレーする姿をまた見れて本当に良かった。同じように熱いプレーを見せてくれるキャラガーにも心を打たれる。陰のキャプテン。
もしもジェラードがいなかったら-そんなことはあって欲しくないけど-キャプテンは彼だ。だから・・あの記事でちょっとひっかかるくだりがあって。どこまで本当かわからないけれど、ベニテスシャビ・アロンソにキャプテンを任せようと思っていた、ってくだりだ。私はシャビ・アロンソという選手が好きだ。かなり好きだ。パスセンスや、ピッチを捉える眼、っていう選手としての能力もそうだし、歳のわりに落ち着きがあって見ていて安心できるし、かといってクールなわけでもなく熱いところとかそういう部分もあって好感が持てる。でも・・キャプテンなのかな、ベニテス。と思った。ロッカールームでジェラードが、騒動の責任をとってキャプテン返上するっていったけど、皆がそれに反対してジェラードはキャプテンを続けるっていう話、なんどかネットで見た。この記事だとキャプテンをシャビに譲るといったがシャビが辞退したって書いてある。いや、そういう事態になったら、もちろんシャビは断ると思うけど。シャビのキャプテンじゃダメとかそういうことでなくて、彼は確かソシエダで10代のときにキャプテンを任されてたと読んだような気がするので(CHAMPIONSかな?)、だから向いてないと思ってるとかではないんです。ただ、なんかそんなところが妙に1日引っかかっていた私であった。
そのひっかかったもやもやを書いたらスッキリするかなーと思ったけどそうでもなかった。