醜いサッカーをするくらいなら、何か別のことをするよ。

今回のCLオフィシャルマガジンの日本版にセスクの記事がのってたので手に取りました。
バルサカンテラの選手がアーセナルへ行くらしい、というニュースを見て、”じゃぁ、あと何年かしたらプレミアでみれるんだなぁ・・”と思ったら何年どころじゃなくてすぐにトップチームで出ててびっくりした記憶がある。そして”さすがはベンゲル・・”と感心したものです。
プレミアデビューのときを振り返ったベンゲルのコメント(当時の対戦相手はエバートンで中盤はグラベセンなど屈強な選手がいて、心配したとか)、ヴィエラから受けたアドバイス(うまくできない自分に腹を立てていたところへ諭してくれたこと)、移籍当初の出来事(ホームシックになったときにチームメイトに助けてもらった、とか。センデロスも一緒に下宿してたらしい・・なんかほほえましい・・)などなど。そういうのを読むと10代の若い選手なのだなぁと思い出すんだけど、プレーぶりは相当落ち着いてるのよね。しっかりと地に足をつけている暮らしぶりのようで、そういうまじめな姿勢だからこそ成功しているんだわ・・・と思ったのでした。

彼の母親の”バルサにいても同じような成功を収めていたかわからない”というコメントがあって、確かにそれはその通りなんだけれども、でもそれで10代でそういう決断(=海外への移籍)をするってことはすごいことですよね。彼は昨年夏アーセナルと8年契約を結んだそうですが、8年後にはまだ、27歳だって。いやはや・・・。
今日のタイトルはその記事の締めになっていた彼の言葉です。
この言葉の前に、「僕はずっと魅力的でよいサッカーをするように指導を受けてきた。いくら強くてもプレースタイルになじめないチームでは絶対にプレーできない」というのがあります。
バルサで育って、そしてアーセナルというチームへ移って活躍するのは彼にとって必然だったのかなー。なんて思いました。