どこにいても。

CL関連の番組を見ていたら、今季ビジャレアルに移籍したタッキナルディ(以下めんどくさいのでたっきー)のインタビューを放送していた。ジャパンツアーのときはゼブラユニを着ていたたっきーだが、11年在籍したそのゼブラチームを去り、今はビジャレアルの選手なのだった。
昨季にはバルサ移籍の話も出ていたのだが、プライベートで混乱していて、準備ができなかったので移籍しなかったというようなことを言っていた。そして今季、ビジャレアルに非常に熱心に誘われて移籍を決意したようだ。実はもう決して若いとはいえない年なので、ずいぶんいろいろ思うところあったんだろうなぁ、なんて余計はお世話なことを考えた。昨年も彼のインタビューをテレビで見たのだけれど、部屋に甥っ子と一緒にうつってる写真がでかでかと飾ってあったのを思い出した。
そんな彼が”もしユーベと対戦することになったらどうする?”と聞かれたときの困っている様子(アタマをかきむしる感じ)とか、”彼らは本当に強いからそんなことになったら最悪の対戦だよ”なんて言っている姿を見て、なんともいえない気持ちになりました。ルイガルが昨シーズンのCLのチェルシー戦の後だかで、”バルサの敵をとったよ!”な発言をしていたりして、心はまだそこにあるんだなーって思った。そういう感じだな。
心はまだそこにあっても、そこから去らなければならないことはあるんだよね。だから心から願うとおりにそこに居てプレーを続けることはとても幸福なことなのかな、たとえ残ることで辛いことがあったとしても。